まず私の入院に至った経緯ですが、
2024年の秋頃から、右腕の力こぶ部分にちょっとした張りがでるようになりました。
当時は、まだ0歳の子供をよく抱っこしていたことと、週1回程度草野球をしていたこともあり、
あまり気にせず、たまにシップを貼ったりするぐらいでした。
ところが、1月になっても張れが収まらず、少し張りが強くなってきたのです。
その時初めて整形外科に行ったことで、レントゲンを撮ってもらい、
その結果、骨にうっすらとへばりつく影があり、がんセンターで検査を受けた結果、
「骨肉腫」いわゆる癌と診断され、入院生活が始まったのです。
入院までの心の持ちよう
1月下旬に整形外科にかかってから、まさかのスピード入院。
3月通院予定が、急遽2月に1週目には通院するよう言われ、
2月2週目には、家族同伴で診断結果を伝えられ、数日後には入院という速さ!
家族同伴で来てくださいと言われた時は、腕がもっていかれるか余命宣告されるかドキドキしました。
動揺しつつもYomeTubame(妻)とMusumeTubame(子)がいてくれたことで、
私自身はどんな形でも幸せだなぁ、と実は思っていましたが、この先の妻のことを考えると、
頑張って治さなきゃなぁ、なんて思っています。
はじめての長期入院
今週から第2クールに入ったのですが、第1クールは、2月中旬~3月中旬の約3週間でした。
その間、不慣れで戸惑ったこと多々ありますが、特にこういったことに戸惑いました。
- とにかく就寝が早い!
- ベッドの固さが合わない!
- どのレベルでナースコール押していいかわからない!
- 治療に伴う発熱も含めて、気温が高いのか・低いのかわからない!
- お腹が減ってなくてもひたすらご飯がやってくる!
これまで幼少期に数日程度しか入院の経験がなかった私にとってはかなり苦労しました(涙)
大抵のことは何とかなります!
でも安心してください!すべてではありませんが、大抵のことは何とかなります。
1.とにかく就寝時間が早い!
まずこれにについては、慣れるしかありません。
私の入院する病院は21時ですが、眠くなければ眠る必要はありませんし、
起きていたからといって回りに迷惑をかけなければ問題ありません。
2.ベッドの硬さが合わない!
私の自宅のベットはかなり柔らかいほうで、病院のマットは非常に硬いものでした。
数日で我慢でなくなり、看護師さんに相談したところ、
実はマットの硬さについていくつかの種類があり、交換していただけました。
そういう対応をしてもらえる病院もあるかもしれないので、
困ったことがあれば、相談してみましょう。
3.どのレベルでナースコールを押していいかわからない!
とにかくこれは、ちょっとでも我慢したらダメです。
治療で入院しているわけですから、暑い・寒い・お腹がいたい・
気持ち悪い・腰が痛い・食欲がない、など
異常と感じたらナースコール一択です!
4.治療に伴う発熱も含めて、気温が高いのか・低いのかわからない!
治療をしていると発熱症状があったりしますが、
ずっと病院にいると、自分の体温・室温がわからなくなってきます。
体温は、日に何回か看護師さんが測りにきてくれますが、
室温はわかりません。
私は、途中から室温計を持ち込むようにしました。
そうすると、高い時で室温が25℃!かなり薄着でも過ごせる室温という
ことがわかりました。これに対して病衣を着込み・布団をかけていては、
汗をかくのも当たり前ですね(汗)
ですので、私のおすすめは室温計と体温計を持ち込み、
常に自分でも管理していくことをおすすめします。
5.お腹が減ってなくてもひたすらご飯がやってくる!
朝食は7時頃・12頃・18時頃の決められた時間に必ずやってきます。
様々な治療の中で、食欲がわかない時もあるかと思います。
私も第1クール目の2週目頃は、ごはんの量を半分に減らしてもらっても、
ほとんど食べられない日が続きました。
ただ、たまに売店で食べたレンジ式のそばは食べられましたし、
看護師さんも食べられるもの食べましょうといってくださいました。
幸い、朝をごはん→パン食、昼は麺類への選択メニューがあり、
今はそちらに切り替えて食べれる分だけ食べています。
食べなければならない、というより無理なく食べることが重要なんだと思います。
まとめ
大なり小なり病気で入院するということは、
とにかくできるだけ早く良くなるための治療が行われるということになります。
結果として激しい治療があるかもしれませんが、多くのことを看護師さんが助けてくれます。
しっかりと自分の状態を主張することが重要です。
そしてまた、自分自身でも負担を少しでも減らせる準備をしていくことが重要なのではないでしょうか。

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