1. 入院日数と主な治療
2月に骨肉腫と診断され、すぐさま入院・治療開始となったのですが、実際に入院し治療が開始されたのは、2月13日からでした。よって、入院日数としては16日間となりました。
主な治療としては、まず点滴をどんどん投与できるようにするための、CVポートというものを胸部に埋め込む手術を初めに行い、その後に、そのCVポートを通じて抗がん剤やその副作用を防ぐための様々な点滴が投与されました。

実際には、途中けっこう発熱し、抗生物質や白血球の数値を上げるための注射など、様々な治療をしていただきました。
2. 2月にかかった医療費と高額療養費制度による実質費用
ということで、本来かかる医療費はなんと「900,010円!!!」
私はしがないサラリーマンなので健康保険に加入しているため、自己負担3割の「270,000円!!」
と、なるところですが、高額療養費制度によって「86,430円!」ということになりました。

一見、めちゃくちゃ安くなっているように感じますが、これが毎月かかることを考えると、きっちりと家計管理していく必要がありそうです(汗)
そして実は、さらにここから保険適用外の費用やその他にかかる費用も加味する必要があります。
3. 医療外費を含めた総額
以下が、医療外費も含めた2月にかかった実質費用です。
「医療費:86,430円」+「食事や、手続きに必要な診断書」+「CS(ケア・サポート)セット」
※CSセット=病衣・肌着・タオル・その他日用品各種などのサービスセット
合計で「124,900円!!」ということになりました。

- もう少し節約するために私が考えている対策
- 大部屋のままでOK。個室代、差額ベッド代は無理。
- 病院食をある程度自分で用意する。※どうせなら食べたいものを食べる。
- CSセットをやめて、下着・タオルは自前にする。
上記で、診断書が不要になる分も含めてですが、約20,000円程度節約できるのではと考えています。
3月はもっと入院日数が多いですが、以降も確認していきたいと思います。
4. まとめ
2月の実績から考察すると、ガンと診断され長期入院となった場合、約100,000円/月程度の費用がかかりそうですが、民間保険を除けば他に2つのことを考慮する必要があります。
- 高額療養費制度は多数回該当(過去12か月以内に3回以上利用)による更なる軽減措置がある。
- 健康保険の被保険者で傷病手当金が支給対象であっても給料が通常の約3分の2になる。
これら2つを加味すると、以下のようになります。
- 実質負担額が100,000円→60,000円に軽減される。
- ただし、給料が100,000円減る。(手取り300,000円の場合)
ということは、普段に比べ、実際は約160,000円/月程度の赤字が拡大するのではないでしょうか?
私の場合、完治に1年弱と言われていますので、ざっくり200万円が何も起きなかった時に対して余計に費用がかかるということになりそうです。
やはり、普段から何かあった時の生活防衛資金を貯めておくことが重要なんだと改めて思いました。
今後の記事にて、がん保険についても触れていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
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